はじめに
前回の記事で、大学で「ぼっち」でいることは別にそんなに珍しいわけではないことについて触れてきました。
とはいえ、大学で「ぼっち」で生き抜くにはそれなりの苦労があります。
そのため、そうした苦労を乗り越えて快適な「ぼっち」大学ライフ?を満喫するためのコツを5つお伝えしますね。
1.大学の授業の初回は必ず出席する。
大学の授業の1回目は最終回の期末テストに次ぐ重要度があると思います。
というのも、単位認定に関わる重要な連絡を行うのは、だいたい1回目の授業だからです。
1回目の授業ではその授業の目的や、教員の経歴、授業の進め方、そして単位認定のために必要なことを教えてくれるものです。
たとえば、
「期末試験か、レポートなのか」
「中間レポートは何回あるのか」
「平常点はどうやって認定されるのか」
「何回欠席すると単位を落とすのか」
さらには、
「遅刻は欠席扱いになるのか」など。
こういった情報を丁寧にシラバスに書いてくれる先生もいれば、そうではない先生もいます。
もちろん出席していた友達がいればLINEなどで「あの授業どんな感じやった?」と聞けばいいのですが、ぼっちだとそうはいきませんよね。ですので、必ず初回授業は出席してください。
あと、初回授業はいつもより早めに教室に行ったほうがいいです。
初回授業は履修登録するかどうか迷っている学生が、大挙して押し寄せ、教室が超満員になってしまうことがあります。席を確保する意味でも、早めに教室に行って、気持ちに余裕を持たせたほうがいいでしょう。
2.「みんなのキャンパス」で授業評価を確認する
楽天idを発行して、楽天が運営する「みんなのキャンパス」を見られるようにしましょう。
ここでは、大学の学部ごとの授業について、実際に受講していた先輩たちが多くのコメントを残しています。
とてもローカルな情報になるのですが、これから授業を履修しようとしている大学生にするととても参考になります(大学に2回通った僕ですが、1回目の大学生活の時にこんなものはありませんでした。本当に便利になったもんだと感心したものです)。
そのコメントは、大まかに
「授業が面白かったか(内容充実度)」
「授業は難しかったか(難易度)」
「単位は取りやすかったか(単位取得容易度)」
「その他感想(印象深い内容や、教員の人柄など)」
に分かれています。ここで先生が単位取得に厳しいとわかった授業については、あらかじめ候補から外すことができます(もちろん難しい授業を取っても構わないんですが)。
「ぼっち」である以上、友達にわからないことを聞くことはできないわけですから、授業についていけなくなる、という事態は避けたいところ。ですので、積極的に活用していきましょう。
あと、単位の取得率についてはネット上の「鬼仏表」あるいは「神科目」などのキーワードを検索すれば出てくることもあります。ただ、「鬼仏表」は更新されていないことも多く、注意が必要です。
さらに大学によっては、大学独自で発行されている「大学広報誌」の4月号あたりに、”鬼科目”と”神科目(楽単科目)”を紹介したコラムが載ることもあります。
3.図書館を拠点(第2の家)にする
期末試験の勉強、レポート(卒論)の執筆と、何かとお世話になるのが図書館ですよね。参考文献もすぐに探せますからね。はっきりいって、学費のほとんどは大学図書館に支払われていると言っても過言ではないと僕は思っています(笑)。大学の勉強とは関係なくとも、自分の人生を変える名著に出会える可能性がありますし、借りるのはすべてタダ。使わない手はないです。ベストセラー本も、図書館で読んでしまえば、その分お金も浮きますし。
それに、図書館にいると、「ぼっち」でいても全く気にすることがない、というのもメリットかと思います。
大学に行ったら授業以外は図書館に避難する、というのもいいのではないでしょうか。
通常営業であれば22時ごろまで開いていますし、暇つぶしスペースとしてもおすすめです。
⒋授業以外の空き教室を把握する
授業中は超満員の教室でも、授業時間外はガランとしていて誰もいない、ということもよくありますよね。そこを避難場所として使わせてもらうのは有効だと思います。
広い大教室であれば、一人二人人がいても、席を離して座れば気になることもありませんし、スペースの有効活用にもなります。
図書館は混んでて席が取れないときなどは、積極的に空き教室を探しにいきましょう。
4月・10月は授業時間以外の空き教室巡りをするのもいいかもしれません。
誰も使ってない教室を見つけて占拠できると、学費の元をしっかり回収した気がして、僕は結構快感でした(笑)
自習スペースとしてだけでなく、食事場所としても使えます。
5.学食の利用時間をずらす
大学の学食の開業時間や、大学の時間割にもよりますが(あと、自分が空腹に耐えられるなら)、昼の混雑した時間をずらして、13時以降に学食に行くのもいいですね。
そのために、お昼一発目の3限の授業はあえて入れないでおくことも、履修登録の方針として考えられます。
僕の経験で行くと、空いている学食で食事をするのが快適で、食事後も急かされて追い出されることがないので、自習スペースとして延々使っていました。
終わりに
どうでしょうか? たしかにぼっちでいることで欠席しづらかったり、注意すべきこともそれなりにはあったりはします。
ですが、他人のスケジュールに合わせず、快適に大学(施設)を利用できるという点ではメリットも多いことに気づいてもらえたのではないでしょうか。
「ぼっち」を気に病むのではなく、大学を利用しているのはあくまで自分であって、大学は使い方次第だと前向きに捉えてもらえればと思います。
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